日本人の腰痛経験者は90%以上。
その中で皆さんが恐れていること、ぎっくり腰です。
腰痛が「持病」と言うように、ぎっくり腰は「癖になる」と思い込んでいる方が多いようです。
「私は今までに何回もぎっくり腰になっているから、癖になっているの。」と仰られる方も、実は癖ではないケースが多々あります。
病院では教えてくれない、長引くぎっくり腰が治らない理由を一挙大公開いたします。
腰が悪いと思っていませんか?
車から足も降ろせない・・
ソファーから立ち上がるのに30分かかる・・
誰かに支えられないとトイレにも行けない・・
こんな辛い経験はありませんか?
ぎっくり腰になったことがない方は信じられないかもしれませんが、これ全て事実です。
とにかく、腰が痛い!何にしても、腰が痛い!
しかし、実は腰が大元になって激痛が走っていることは多くないのです。
当院で改善されていく患者様は、腰の治療は最低限必要な時のみです。
体の構造、動きをしっかりと見ていくと、股関節の動きが悪かったり、背中の動きが悪かったり、ふくらはぎの筋肉がつっていたり、腰が原因となっていることはほとんどありません。
その証拠に、他の治療院や整形外科で治療を受けていた患者様が当院へ来られた時には、必ずと言っていいほど悪いところが沢山残っています。
「これで治療受けていたの?!」ということも少なくありません。
それだけ、腰以外で見る場所が沢山あるということですね。
腰だけ電気をかけたり、マッサージをしたりしていて、辛いぎっくり腰が治っていないということは、腰以外に原因があるということです。
必ず繰り返すぎっくり腰の理由
「冬になると毎年ぎっくり腰になる。」
こう話す方は少なくないです。
見事に冬になるとぎっくり腰になる方、本当にいます。
なぜいったん治まっていたぎっくり腰が再発してしまうのでしょうか。
それは、ぎっくり腰が癖になっているのではなく、あなたの体の使い方の癖が治っていないからです。
そもそもぎっくり腰になるということは、普段からあなたの体が万全ではない証拠です。
突然キター!と思いがちですが、全然突然ではありません。
ほとんどの場合、ぎっくり腰になる前に体の不調を来していたり、前兆を感じています。
ぎっくり腰を繰り返してしまうのは、この前兆や体の変化に気付かず、爆弾が落ちるまで放置してしまうからです。
私が皆様にお伝えするのは、
冬にぎっくり腰を繰り返しているのであれば、春も夏も必ず治療しておくべき!
ということです。
むしろ、痛みのない暖かい時期の方が、痛み無くストレッチや運動などをして体作りを行う最適な時期なのです。
暖かい時期に体のメンテナンスをしておくことで、必ずあなたのぎっくり腰は回避できますよ。