足のアーチ低下が及ぼす扁平足と〇〇足

足のアーチが低下すると様々な体の不調を引き起こします。

足裏の最大の役割は、衝撃を吸収すること。その役割を担っているのが足のアーチです。

「足のアーチが低下している」

「扁平足になっている」

「土踏まずがない」

など足のアーチに関しては一般的になりつつありますが、実際アーチがどのような構造になっているか知らない方も少なくないと思います。

今回は、足のアーチ低下が及ぼす扁平足と〇〇足について岐阜市の整体師が解説します。

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足のアーチとは?

足というのは、本来お椀をひっくり返したような構造になっています。

足のアーチはそのお椀のような足の形を支えるために働きます。

足

アーチには縦のアーチと横のアーチがあります。

イラストからもわかるように、母趾球と踵(かかと)をつなぐ内側縦アーチと、小趾球と踵(かかと)をつなぐ外側縦アーチがあります。

また母趾球と小趾球をつなぐ横アーチがあります。

これら3つの足のアーチの役割は、衝撃を吸収することです。

アーチがしっかり保たれていることで体重がかかった時にその体重を吸収することができます。

アーチの低下で起こる扁平足とは?

扁平足とは、土踏まずがベターっと落ちてしまって足の裏が平らになっている状態のことを言います。

これは内側縦アーチが潰れて下に落ちてしまっている状態になります。

内側縦アーチが潰れて、土踏まずがない状態になると体重を支えたり、歩くときの衝撃を足で吸収することができなくなってしまいます。

その結果、足が疲れやすくなったり、長時間立ったり歩いたりしていると、足の裏やふくらはぎなどに痛みを感じるようになったり、長期的にみると足首や膝を痛める原因にもなります。

アーチの低下で起こる開張足とは?

開張足とは、足の横アーチが低下し足の横幅が広がった状態のことを言います。

開張足の人は、足裏をベタベタとつけながら歩くことが特徴です。こういう歩き方の特徴がある方は、足首がゆるくなったり、膝を痛めやすかったりします。

また足指の付け根あたりが常に力がかかるポイントになりますので、そこにタコや魚の目ができやすくなることも特徴です。

まとめ

足のアーチが低下するとよく言いますが、どこのアーチが低下しているかによっても体に起きてくる反応が変わることは理解して頂けましたでしょうか?

アーチには大きく分けて縦と横とに分けられ、縦アーチが低下すると扁平足、横アーチが低下すると開張足と言われます。

足裏の最大の役割は衝撃を吸収することですが、それらを担っているのが足のアーチです。

あなたのひざ痛や腰痛などの体の不調はもしかしたら足裏が原因で起きているかもしれません。

気になる方はぜひ一度ご相談ください。

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