ゴールデンウィークから2週間が経ちました。
この時期はスポーツ学生の大会が多く、最後の試合に励んでいる選手も多いのではないでしょうか?
当院でも沢山のスポーツ選手、学生、チームから結果の報告を頂いています!
そんな中、一気に気温が上がっている今日この頃。
熱中症や脱水症状になるのもこの時期に多いのが特徴です。
真夏の7、8月に多いのは当然ですが、実は5月下旬から熱中症や脱水症状は増え始めます。
これは、寒い日から一気に真夏日になった時に多く起こります。
外気の温度変化にまだ体が慣れていないので、体温調節がスムーズにできません。
同様に、夏のように水分を頻繁に摂る習慣がないので、気付いた頃には脱水状態になっている学生さんも少なくありません。
ワンポイント
『水分を体に蓄えられる能力』は人それぞれ違います。
普段からよく水を飲む人
→体内の水分貯蓄量が多い
普段あまり水を飲まない人
→体内の水分貯蓄量が少ない
ですので、普段あまり水を飲まない人が、
「今日は運動をするから水分を多く摂ろう!」
と言っても、体に水分を蓄える「能力」が備わっていないので、すぐに尿として排出してしまいます。
実はこういう方が脱水症状になりやすいのです!
少しでも体に水分を蓄える能力を付けるには
運動する時(試合など)の1週間ほど前から水分摂取量を増やすことです!
つまり、
試合当日だけ水分量を増やしても使えわれにくい!
1週間前から水分摂取を増やして当日の脱水に備える!
ということです。
当日の過剰な水分摂取はお腹に溜まりやすいですので、是非本番までの備えに活用してくださいね。
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