「巻き肩」という言葉、ご存知ですか?
これは現代人が抱える不良姿勢の1つで、巻き肩で悩んでいる人は大勢います。
巻き肩を知らない方に、セルフチェックの方法をお伝えします。
方法は簡単です。
立っている方は、スマホを置いて両手を垂らしてください。
座っている方は、椅子から立ち上がり両手を垂らして立ってください。
この立ち姿勢の時に、手の甲が正面を向いていれば巻き肩です。
手の甲は本来、横向きになっており、親指が正面を向いていることが普通です。
さらに、巻き肩の方は、
- なで肩や猫背で悩んでいる
- 辛い肩こりや首こりを抱えている
- 頭痛がひどく薬を飲むことがある
- 腕が上がらない
- お腹がぽっこり出ている
- バストが垂れ下がっている
など巻き肩だけでなくそれ以外にも体の悩みを抱えている方が非常に多いです。
巻き肩を改善し、美姿勢と健康を同時に手に入れるためにどこでもできる巻き肩改善ストレッチを岐阜市の整体師が紹介します。
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巻き肩とは何か?
肩が前に位置している状態のことを巻き肩と言います。
上からみると、下図のようになります。
【巻き肩】
【正常】
写真を見てもらうと肩が前に出て、肩甲骨(上の写真ピンクの線)が外側に開いている状態がわかります。
横からみると、下図のようになります。
【巻き肩】
【正常】
肩が前に出て、背中が丸くなっています。
前からみると、前述した通り手の甲が前に向きます。
【巻き肩】
【正常】
前述した通り、正面からみると手の甲が見えるのが特徴です。
巻き肩の状態を専門的に言うと、肩関節の内旋運動が起き、肩甲骨が外転している状態を言います。
できるだけ簡単に言うと、腕が内側にねじれており、肩甲骨が外に引っ張られている状態です。
現代人が巻き肩になりやすい理由
スマホのやりすぎ
スマホを操作するときにいい姿勢で操作している人を私はほとんど見かけたことがありません。
大抵の場合、胸元でスマホを操作しますよね?
体の正面でスマホを操作するとき腕は必ず内側にねじれています。両手で操作する場合は両腕とも内側にねじれます。
スマホを手放せない現代の生活は巻き肩になって当然の生活と言えます。
PCや書類整理などのデスクワーク
デスクワーカーも巻き肩になりやすいです。
その場でキーボードを打つ姿勢や、文字を書く姿勢をとっていただくとわかりますが、ひじが外側に開き、手のひらは机の方を向きますよね?
この動きをとると腕は必ず内側にねじれます。
巻き肩改善に最も効果的なストレッチ
ここでは、巻き肩改善に最も効果的なストレッチを紹介します。
立って行います。
親指を外側にぐるっと回していきます。
この時に、手先だけでなく、腕の付け根から回していくように意識してください。
同時に肩甲骨を内側に寄せるように意識します。
この動きをとると正面からみた時に、鎖骨や胸あたりが開いていくように見えます。動きが見えるように鏡をみながらやっていただくとさらに効果的です。(もちろん自分の姿をみなくてもどこでもやっていただいて構いません)
巻き肩をはじめとする不良姿勢を改善する秘訣
巻き肩になりやすい理由は上記の通りですが、決してスマホを触るな、デスクワークを避けろと言うわけではありません。
そして、スマホやPCを悪者にするつもりはありません。
現に、スマホやPC作業をしている方でも巻き肩ではない方はたくさんいます。
巻き肩をはじめとする不良姿勢を改善する秘訣を紹介します。
自分の姿勢や動きのくせを知る
自分の姿勢や体の使い方を知っている方は非常に少ないです。
しかし、健康な方やキレイな方は自分の体について非常に詳しい印象があります。
このように自分の体を理解していると、どのように体調を整えたらいいのか答えを出しやすいのです。
自分の体を理解するために一から体について勉強することも素晴らしいことですが、非常に時間がかかります。
そのため、体をみる専門家やプロにみてもらうことをおすすめします。
不良姿勢と痛みを抱えている方は専門家による整体などの施術を受ける
不良姿勢と肩こりや腰痛などの痛みを抱えている場合であれば、専門家による施術を受けることをおすすめします。
病院に行き、医師に診断していただくことも非常に重要なことです。
しかし、病院は診断を受けることはできますが施術を受けることはできません。ほ
とんどの場合、痛み止めの湿布や薬、とりあえず電気を当てるだけのリハビリでおしまいです。
また、体について詳しく説明を受けることも難しいです。これは、病院という施設上なかなかひとりの方に長く時間をかけることができないという状況もあるからです。
(もちろん、丁寧にカウンセリングをして頂ける病院もたくさんあります)
もみほぐしのマッサージ屋は、医療的な知識はおろか、体の知識もない方がマッサージをします。
痛みを抱えている方には、このようなマッサージ屋はおすすめできません。
トレーニングを受ける
巻き肩の方は、背中の筋力不足が顕著です。また胸の前の筋肉が硬くなっていることも非常に多いです。
巻き肩を根本的に解決するためにはトレーニングを受けることをおすすめします。
トレーニングでもただハードなトレーニングではなく、体の動きをみてくれるトレーナーさんに指導を受けてください。
また姿勢を改善していくためにはピラティスなどもおすすめです。
専門的な知識なく、とりあえず見よう見まねで運動していても効率が悪いだけです。
必ず1対1のパーソナル指導を受けてください。
まとめ
巻き肩改善エクササイズを毎日気づいた時に行ってください。
不良姿勢は習慣によってつくられます。そのため改善する習慣を身につけていけば不良姿勢は改善するものです。
毎日続けて2週間もすれば、少しずつ変化は出てきます。
岐阜市の整体院では、巻き肩をはじめとする不良姿勢に対して施術とトレーニング指導を組み合わせて行っています。またトレーニングの中に必要に応じてピラティス指導も組み合わせ、最適な方法で姿勢改善を目指します。
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