女性に多い腰痛の原因としてほとんど当てはまるのが反り腰です。
姿勢を気にする方も、いつか治したいと思ているのではないでしょうか。
特に産後の女性は「腹筋が崩壊する」と言われ、反り腰の大きな要因のひとつとされています。
この反り腰、単なる骨盤矯正では治らないことをご存知ですか?
骨盤矯正を受けている方が口をそろえて言うのは「治った気がする」。
でも、腰痛などの症状は変わっていない方がほとんどです。
それは根本的に反り腰が治っていないから?
今回は、骨盤矯正に行く前に知っておきたい反り腰のセルフチェックをご紹介いたします。
反り腰チェック① 仰向けで腰が浮く
寝ている時に分かるのが、仰向けになった時に腰がベッドから浮いているかどうかです。
通常は上向きに寝転ぶと背骨の力が抜けて、腰とベッドの隙間は無いはず。
でも、「みんな隙間が空いてて当然でしょ!」と思っている方も多いのでは?!
反り腰チェック② 壁に背中を着けて立つと腰に隙間がある
今度は立っている時のチェックです。
壁にかかとを着けて立ってください。壁と腰の間に隙間はありますか?
通常は手の平の厚さがギリギリ入るくらいです。
壁と腰の隙間を手の平がスイスイ通るなら、あなたは反り腰です!
反り腰チェック③ 朝起きると腰が痛い
反り腰の方は症状も分かりやすく出ます。
朝起きた時、特に仰向けで寝ていると腰が痛くなりませんか?
それは反り腰のまま筋肉が固まってしまっているからです。
反り腰を治せば寝起きがスッキリしますよ。
反り腰チェック④ 丸まりたくなる
長時間立っていると腰が痛くて・・、すぐに休んで腰を丸めたくなるのではないでしょうか。
実はこの症状、反り腰特有の症状なのです。
腰が反っていると、背骨を支える筋肉が必要以上に働かなくてはなりません。
すると、長時間になってくると、背骨を支えている筋肉が緊張して硬くなってしまいます。
だから「前かがみになって腰を伸ばしたい~!」となってしまいます。
こう思うのは当たり前ではありませんよ。
反り腰チェック⑤ 「出尻出腹だね」と言われた
こんなに単刀直入に言われることはないかもしれませんが(笑)、出尻出腹(でじりでっぱら)という言葉に敏感に反応してしまうのではないでしょうか。
実は反り腰の方のほとんどは、「出尻」も付きものです。そして「猫背」も付きものです。
こうなると単純に反り腰を治せばいいというワケにはいかなくなります。
反り腰とともに全身の調整が必要になってきます。
まとめ
あななたはいくつ当てはまりましたか?
実は1つでも当てはまればあなたは反り腰の可能性が有ります。
初めにお話ししたように、反り腰は骨盤矯正だけでは治りません。
「骨盤が整えば全身整う」なんて嘘にまどわされないでくださいね。