「痩せたい!」と思い、ダイエットを始めたもののなかなか体重が落ちない。
もっと運動しなきゃいけないと思い、ウォーキングの回数を増やしたり、自宅でできる筋トレを始めたりしていませんか?
よくあることですが、これはダイエット失敗の道を歩む危険性が非常に高いです。
もちろん運動をすることに意味がないわけではないのですが、運動だけで痩せようと考えるのは非常に効率が悪いため、体重を減らしていきたい時に、運動量を増やすことをおすすめしていません。
運動して痩せるのは、効率が悪すぎる
前述した通り、痩せたい時に運動を増やすことは非常に危険です。
もともと運動が大好きで毎日のように運動しています、と言われる方なら特に問題はないですが、痩せたいと考える人のほとんどは、日常的な運動習慣がない人がほとんどです。
そのような方がいきなり運動を始めるとどうなるのか?
よくある例を紹介します。
スポーツクラブにダイエット目的で通う
私は、以前大手スポーツクラブでアルバイトをしていました。
スポーツクラブには毎月何十人と新しい会員さんが増えます。その9割以上はダイエットが目的です。
最初の1か月はものすごい勢いでスポーツクラブに通います。週2、3回は当たり前で、中にはほぼ毎日顔を見る方もいました。
しかし、2か月目になると見かける機会が少しずつ減り、3か月目には幽霊会員の仲間入りです。
ダイエットをしよう!運動をしよう!とものすごい気合いで入会される方がほとんどですが、その気合いも長くは続きません。
多くの場合、体重が思うように減らないことにストレスを感じてしまい、足が遠のいてしまうのです。
スポーツクラブの運動は、ランニングマシンやバイクでの有酸素運動や、スタジオレッスンに参加して楽しく汗をかく運動がほとんどです。
少し息が切れるようなペースで30分走ったとしても消費できるのはだいたいピザ1切れ分くらい。
これでは、いくら走ったとしても理想の体重までは程遠いですよね?
実際その通りで、体重は思うように落ちていかないことがストレスになり、食べてしまう。また運動の達成感からこれぐらいなら食べていいかと、必要のない間食が増える。
結果的に、ダイエットを始めた頃よりも体重が増えてしまうなんてことはよくあることです。
痩せたいなら食習慣を変える
食事の話をすると、「食事制限はちょっと・・・」と言われる方は非常に多く、中には食事というワードに拒絶反応を示す極端な方もいます。
理由を伺うと、
「食事制限は辛そう」
「食べたいものを我慢するのはいやだ」
と言われます。
一般的にダイエットは厳しい食事制限というイメージが先行しますが、「ダイエット=厳しい食事制限」ではありません。
そして「ダイエット=厳しい食事制限」と思っている方ほどダイエットに失敗しますので、食事制限で痩せようと思っている方にもストップをかけます。
なぜ厳しい食事制限をおすすめしないのか?
その理由はたった一つ。
その食事制限を一生続けることができますか?ということです。
短期的な食事制限でも体は変わるかもしれません。しかし、頭が変わっていなければ結局また元の体に戻ります。いわゆるリバウンドです。
食事に対する考え方や、栄養に関する知識を少しずつつけていくことで頭が変われば、自然に食べるものが変わります。
逆に言うとこの頭が変わらない限り、ダイエットが成功することはありません。
「食事の前に〇〇を食べるだけ!〇〇ダイエット」、だったり、「1日1分、△△の運動で痩せる」などのくだらないダイエット法に振り回される生活から1日でもはやく抜け出してください。
栄養に関する知識を身につけ、本当の意味で食べる楽しみを感じてこそ、ダイエット成功と言えるのです。
まとめ
運動も食事も継続できないようなレベルでやらないことがポイントです。
どれだけストレスを感じずに、少しずつ頭を変えていけるかが、分かれ道です。
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