私たちは治療で痛みが改善してきたら「トレーニングしてみませんか?」とすすめさせてもらっています。
通常、膝や腰が痛くて整形外科を受診すると「運動してくださいね」と言われます。
運動が大切なのはみなさんもご存知だと思いますので、お医者さんに運動が大事と言われると何か始めなきゃという気持ちになりますよね。
ウォーキングやランニングをしたり、またヨガ教室やフィットネスクラブに通い始めたり・・・。
しかし、運動をしてみたけど思うような効果を感じられなかったり、返って痛みをぶり返してしまった経験はありませんか?
当院では治療の中に「トレーニング」を導入しています。
実は「運動」と「トレーニング」という言葉には、明確な違いがあります。
「トレーニング」と聞くとハードルが高い印象がありますが、70代の方でもできるような簡単なものから始めていきます。
なぜ「トレーニング」なのか?そもそも「運動」と「トレーニング」は何が違うのか?も含めてお伝えしていきますね。
「運動」と「トレーニング」は違う?
皆さんは運動とトレーニングの言葉の違いを考えたことはありますか?
実はトレーニング業界において、この2つの違いは明確に分けられています。
「運動」とは日常生活全て
運動とは、「身体を動かすこと」それ自体が目的となります。
少し専門的に言うと、人の行う身体活動のことです。
「立つ」、「歩く」のような人の基本的な動きから、ジムで走ったり、ヨガをしたりすることも全て「運動」と捉えられます。
ですので、日常生活は全て運動ということになります。
「トレーニング」とは達成したい目的のため
トレーニングとは、達成したい目的に向かってそれぞれの運動を積むことです。
身体を動かすことはあくまでも手段であり、それ自体が目的ではありません。
例えば、筋力をUPしたい、膝の痛みを改善したい、一生自分の足で歩きたいなど、それぞれの目標を達成するために努力をすることです。
目的を達成するためですので、メンタルトレーニングや学力トレーニングなどに使われるように、体を動かすこと以外にもトレーニングという言葉で表現されます。
あなたの痛みが「運動」では改善されない理由
「運動」で期待してた効果が感じられない一番の理由は、あなたが痛みを抱えている原因である動きの癖のを治さないまま運動してしまっているからです。
人には身体の構造に合った適切な動き方があります。
しかし、生活の違いにより人は自分の動きの癖や姿勢の癖を身につけていきます。
その癖は長ければ長いほど身体と頭に記憶されていきます。
動き方によっては膝や腰に負担がかかったり、肩コリの原因となったりします。
例えば、「足腰を強くするために毎日30分歩いています」ということはよく聞きますが、自己流の動き方で歩いていれば、もしかしたらその歩きが痛みの原因になっているかもしれません。
これでは本末転倒ですよね。
実際に当院に来ていただいた方の中にも、歩き方が悪く膝を痛めていた方がたくさんいます。
残念ながら「健康のためにやっていたのに・・・」とショックを受ける方も少なくありません。
100人いたら100通りあるのがトレーニング
一人一人、身体は違います。
身長、体重、筋肉量が違うのはもちろんのこと、姿勢や身体の動かし方にも、必ずその人のクセがあります。
当院ではそれらの情報をもとに、目的に向かってその人だけのオリジナルのトレーニングプログラムを立てさせていただきます。
その人の身体に合ったものしか取り入れないのでプログラムはとてもシンプルであり、身体を変えていくために最も効率がいいのです。
「何が違うの?」と思われるかもしれませんが、こればっかりは経験した方でないと得られませんので、興味のある方はご相談くださいね。
「運動してくださいね」は無責任!
運動が大切なことは誰にでもわかっていますし、「運動してください」と言うのは簡単です。
実際には、
- あなたの体にはどんな動きが必要なのか
- どれだけの負荷で行うのか
- そのやり方はどうしたらいいのか
そこまで細かく伝えることで始めて身体は変わってきます。
しかし、そこまで指導することはトレーニング学を専門的に勉強していなければできません。
病院や一般的な接骨院・整骨院では到底指導できる分野ではありません。
当院では、医療国家資格者×トレーニング資格者が治療からリハビリ、リハビリからトレーニングの流れで、身体のどんなお悩みにも対応させていただきます。
高度な施術と質の高いトレーニングを同時に受けられる施設は他にありません。
「治療」だけでなく「トレーニング」も入れて身体をよくしていきたい!
「運動」では効果が感じられず「トレーニング」をしてみたい!
という方は、一度ご相談くださいね。