膝の痛みや腫れなどで病院に受診し、変形性膝関節症と診断されると、ヒアルロン酸注射をすすめられる方が多いと思います。
ヒアルロン酸注射を始めて2、3か月、膝の痛みは一向に減らず、腫れもなかなか引かない。
ネットで調べて見ても良くなったという人もいれば、全然効果を感じれなかった人もいる。
このような悩みを抱えて当院に来院される変形性膝関節症の方は、年々増えています。
実は、変形性膝関節症で病院を受診される多くの方に、ヒアルロン酸注射の効果が期待できません。
これは決してヒアルロン酸注射そのものに効果がないのではなく、ヒアルロン酸注射を打つタイミングが違うからです。
逆に言うと、タイミングさえ間違えなければヒアルロン酸注射も効果を期待できるのです。
そのタイミングとはいつなのか?
今回は、変形性膝関節症の方がヒアルロン酸注射を選択する最も良いタイミングについて岐阜市の整体師が解説します。
変形性膝関節症の方が
ヒアルロン酸注射を選択する最も効果的なタイミング
ヒアルロン酸注射の効果が期待できない明確な理由
変形性膝関節症で病院を受診される方のほとんどが、膝に水が溜まってパンパンに腫れていたり、痛みを伴っています。
またO脚X脚変形が強く、膝が伸びない・曲がらないなど機能的にも問題を生じています。
実は、このような状態になってしまってからヒアルロン酸注射を打っても効果を得られないことがほとんどです。
この事実は、決して私個人の意見ではありません。
医療の研究で証明され、国内海外の変形性膝関節症ガイドラインにも記載があります。
そして、私たちが日頃の臨床で感じているのもまた事実です。
それでは、変形性膝関節症に対してヒアルロン酸注射は意味のないものなのか?
私は、決してそうは思いません。ヒアルロン酸注射自体を否定するつもりもありません。
ヒアルロン酸注射はタイミングが重要なのです。
変形性膝関節症に対してのヒアルロン酸は予防のため!
変形性膝関節症に対してのヒアルロン酸注射の役割は予防することにあります。
そのため、
膝の変形が強くなる前や
膝に水が溜まってパンパンに腫れ上がる前に
ヒアルロン酸注射を打つことで膝関節の潤滑を良くし、膝関節の変形を防いだり、痛みを予防することにつながるのです。
まとめ
変形膝関節症を改善する方法は、整形外科でヒアルロン酸注射を打ち続けること以外にも方法は十分にあります。
ヒアルロン酸注射を3か月、半年、一年と打ち続けても効果が感じられない方は、別の選択肢を選ぶことをオススメします。
岐阜市のボーンズ整体院では、変形性膝関節症の方のお体や重症度に合わせてその時々に必要な施術、リハビリだけを行っています。
また変形性膝関節症専門院とも連携をとり、その方に最善の選択肢を提供しております。
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