日本中が歓喜したオリンピックが終わりました。
フィギュアスケート大国愛知はもちろん、岐阜市でも盛り上がりの声を聞いていました。
(私の地元一宮市には、知る人ぞ知るスケートリンクがあります)
韓国での開催でしたので時差はありませんでしたが、寝不足の方も多いのではないでしょうか。
今日は睡眠について、寝具との関係をお伝えします。
院内でも、枕や敷布団など、寝具に試行錯誤を繰り返している方はたくさんいらっしゃいます。
オリンピック選手やプロスポーツ選手がCMを行うマットを選ばれる方もいます。
しかし、枕を変えても肩こりが無くならないあなた、肩こりの原因は寝具ではないかもしれません。
枕を変える前にやらなければいけないこととは・・?
枕が気になりだす症状
当院では枕の相談も頻繁に受けます。
枕が気になりだす症状は、
- 寝つきが悪い
- 首の位置が定まらない
- 朝起きた時から肩や首が凝っている
- 朝起きると背中や腰が痛い
- 寝ても疲れが取れない
- 寝ても寝ても眠い
などです。
これらの症状が長く続いてくると、「枕が悪いのかな?」と思うようです。
しかしこれらの症状、本当に枕が原因でしょうか?
マッサージや整体に行っても変わらない、だから枕?と思うのかもしれませんが、枕を4つ、5つ変えても変わらない方もいます。
枕を変える前にやらなければいけないことがあるのをご存知でしょうか?
枕を変えるかどうかの見極め方
当院でお体をみさせていただくと、枕を変える前に変えるべきポイントがたくさん見つかります。
では、枕が原因か、原因でないかの見極め方をお伝えします。
その方法は2つ。
たとえば、あなたは慢性の肩こりと頭痛に悩まされています。
その肩凝りは、仕事中や夕方になると最も辛い時間を迎えるのではありませんか?
もしあなたの肩こり症状が、寝起きよりも夕方に辛くなるのであれば、それは枕が原因とは言えない可能性があります。
逆に、あなたの肩こり症状がいつも寝起きに痛いのであれば、枕が合っていないのかもしれません。
あなたの症状は寝具を変えてから出始めましたか?
たとえば、引っ越しなどでベッドや睡眠をとる環境が変わってから、朝起きると腰が痛いという症状が出た。
こういった場合は寝具やマットが原因の可能性が高くなります。
しかし、何年も同じベッドで寝ている、いつもこのマットレスを使っている、だけど最近朝起きると腰が痛い・・。
こういう方は、寝具が原因ではなく、あなたの体が変化してきている可能性が高いのです。
患者様は、ご自身の調子が優れないと目に入るものが原因ではないかと考えてしまいます。
しかし、一番身近な自分の体が変わっていることにはなかなか気付くことが出来ません。
いつもと同じ生活を送っているのに・・、と思うかもしれませんが、あなたの体は1分1秒ずつ変化しています。
寝具の前に体を変えると劇的な変化がみられた例をお伝えします。
睡眠に悩まされていた患者様の声
「ストレートネックの首が回るようになりました!」
以前からストレートネックと言われ、万年の首こりや頭を横に倒す動きが動かしにくい状態でした。
初めて鍼治療をしてもらいましたが、鍼治療は思ったより痛くなく、あっという間に終わったことにびっくりしました。
普段から首が回らなかったのですが、治療をしてもらった後はすぐに回せるようになり、とても軽くなります。
また、治療してもらった日はよく眠れて助かっています。
(田中 奈美 様)
※効果には個人差があります
体を変えれば睡眠が変わる
枕やマットを変える前に行うべきこと。
それはあなた自身の体を変えることです。
あなたも今までの睡眠生活から脱却してくださいね。